京都議定書では・中国は温室効果ガスの排出削減をする義
務がない。早急に「京都後」の国際的枠組みを設け、その中
で、経済成長盛んな中国・インドなどの排出枠の上限を定め
る必要があると思う。
森林の大規模な伐採などで砂漠化が進む中国の現状を象徴
するような記事が、今日く13日)のI産経新聞Iに載って
いる。甘粛省敦燈にある観光名所の三日月型の湖、買競が
人ロ増加や砂による侵食で消滅の危機に瀕しているというa
だ。水深が1メートルまでになり、面樹ょ半分以下になった
記事を引用すると、「もともと、水枯れが懸念されていたカ
ここ5年ほど砂漠化が加速し、とくに今年は降水量が少な
いため、中国メディアでも盛んに取り上げられるようになっ
た。報道によれば、枯渇を防こうと河水を補ったために湖は
すっかり濁り、七星草も絶滅し、周辺の紅柳の林も枯れてい
るという]。f七星草」とは、長寿をもたらすという希少種
の植物で、湖の周囲に豊富に生えていたものだ。
r自分の尾を食べるへビ」のイメージが頭に浮かぶ。人間
はこのへビのように、自分の欲を満たすことを最大の目標と
W階して動いているから、自分の消費しているものが自分の-
であることに気がつかない。ここで■体.という意味は、
分の生存や喜びを支えてくれている加なも剛という意味
である.それを自ら食いつぶしながら・生存や喜びを御よう
としている.この悪循環を断ち切るためには、FA間は肉体
ではない」以間の本当の喜びは・肉体的快楽や物質的繁栄
IZI.tない」という宗教的rd自覚が広まることが何よりも大切
が声用う。
最後に、よいニュースを少し・これも今日の「日経」で統
んだ記事だが、日本は生物化学の面でも、環境との調和に役
立つ技術を開発しつつあるようだ。帝国石油は中外テクノス
と共同で、有機物から水素を作る微生物と、水素とニ酸化炭
戻からメ夕ンガスを作る微生物を採取することに成功し、実
証実験を行っているという.水素はもちろん、無公害の燃料
電池の燃料である.メタンガスは強力な温室効果ガスだが、
天然ガスの成分でもある。また、東大生産技術研究所などの
グループは、イネの籾殻からノてイオ工夕ノールを造る技術
を開発したらしい.こちらはサトウキビやトウモ口コシから
の製造をプラ勿レやアメ9カがすでにやっているが、f籾刷
という.廃棄物.を代替燃料にするという発想は、米を愛す
るアジア諸国すべてから歓迎されるだろう。これはまさに
廉棄物など存在しない」という実例の1つと言える。
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