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アメリカ出身の女流印象主義の画家メアリー・カサットの代表的な作品のひとつ『オペラ座の黒衣の女(オペラ座にて)』。

 本作に描かれるのは、当時の女性らが最も華やかに映える場所のひとつであった劇場でオペラを鑑賞する女性で、カサットが本作を手がける5年前(1874年)に印象派の巨匠ルノワールが『桟敷席』として本画題を描いており、しばしば『桟敷席』との関連性や対照性が指摘されている。

 ルノワールの『桟敷席』に描かれるオペラを鑑賞する女性は、胸元に薔薇が一輪添えられる白と黒の華やかな装いで画面を観る者に視線を向けているのに対し、本作でオペラを鑑賞する女性は、性別的強調の少ない(又は皆無な)黒衣に身を包み、一心に舞台上へと視線を向けている。

 また黒衣の女性が左手で握り締める扇は固く閉じられており、女性の優美さや華やかさを演出する道具としては全くその役割を果たしていない。
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 19世紀印象主義時代に活躍した女流画家ベルト・モリゾの愛らしい一枚『飾り鉢で遊ぶ子供たち』。

 パリのヴィルジュスト通りに面していたモリゾの家で制作された本作はモリゾ最愛の夫ウジェーヌ・マネとの間に生まれた愛娘ジュリーと、ヴィルジュストの家の管理人の娘であるマルト・ジヴォーダンをモデルに、二人の子供が飾り鉢で遊ぶ姿を描いた作品である。

 画面左部分に描かれる愛娘ジュリーは二本の桴のような棒を左手で握り締めながら腕を振り上げ、飾り鉢の中心に視線を向けている。一方、まだ幼いマルト・ジヴォーダンは身体の小ささから飾り鉢に凭れ掛かるように体重をかけ、手を鉢の中へと伸ばしながら(鉢の中で泳ぐ)金魚(又は赤い小魚)を弄り遊んでいる。

 この中国製の陶器の飾り鉢は義兄となる印象派の創始者エドゥアール・マネからの贈り物であることが知られており、モリゾは2年ほど前(1884年)に制作した『人形を抱く少女』にも植木を入れた形で登場させている。
ほんのちょっとしたおふざけのつもりが、自分たちだけでなく、多くの人たちの幸せを奪ってしまう。世界的な観光地、ギリシャのロードス島で起きた事件が注目を集めている。

紺碧の海に浮かぶロードス島。そこにある由緒正しい修道院で結婚式を挙げようと、マシューさんとカーリーさんの新婚カップルがやってきた。そしてタキシードとウェディングドレスに身を包み、式を終える…そこまではよかった。

幸せの絶頂からか、ハメを外しすぎてしまった2人。修道院をバックに新郎は下半身を露出し、新婦がそれをお口で受け止めるという、いろいろな意味で先走った行為を撮影、SNSに掲載してしまった。

これを知った修道院側は当然のように激怒。神聖な場所がいかがわしい行為で穢されたとして、今後、外国人の結婚式を執り行わない、と通達した。この結果、イギリスだけでも100組近くの挙式予定者の結婚式が中止されることとなり、訴訟の準備が進んでいるという。

ネットでは「なんてバカなんだ。夜まで待てばいいのに」「ちょっとした冗談のつもりだったのだろうが…愚かなことをした」「信仰もないのに教会で式を挙げる人たちは皆同じクズだよ」「修道院は実に正しい。バカにはバカだと教えなければならない」「結婚式のキャンセルは本当に大変なんだよ…とんでもないことをしてくれた」「聖なる場所で性なる…」と非難のコメントが多く寄せられている。
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