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植木鉢(又はカマンベール)と呼ばれた人工の島に集う人々。本作はパリに程近いブージヴァル近郊セーヌ河畔の新興行楽地であった水上のカフェのある水浴場≪ラ・グルヌイエール≫で、1869年夏に友人であるクロード・モネと共に同地へ赴き、画架を並べ描いた作品としても広く知られている。

 水上のカフェでくつろぐ人々。モネの『ラ・グルヌイエール』とほぼ同様の構図で描かれることから、二人が画架を並べ描いていたことがうかがえる本作には、(現在では)印象主義の誕生と位置付けられる≪筆触分割(画面上に細かい筆触を置くことによって視覚的に色彩を混合させる表現手法)≫が用いられている。

 水面に反射する陽光の表現。モネが光の視覚的な現象や印象、効果に忠実であるのに対し、ルノワールの『ラ・グルヌイエールにて』では、より水面に反射する光の繊細さと叙情性が強調されていることは、特筆すべき点のひとつである。
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 印象派の巨匠クロード・モネが手がけた連作群の代表的作例のひとつ『ルーアン大聖堂、扉口とアルバーヌの鐘塔、充満する陽光』。

 1895年に画商デュラン=リュエルの画廊で開催された、モネが≪ルーアン大聖堂≫を描いた全33作品の連作群の中から選定された20作品で構成される展覧会に出品された作品の中のひとつである本作は、聖堂という自然的造形要素の無い人工(建築物)物を画題とした珍しい作品であるが、この≪ルーアン大聖堂≫の作品群は、画家が対象(聖堂)に当たる陽光と、それが作り出す陰影の時間経過による変化と効果にのみ集中して取り組む為に、戸外(聖堂前)にカンバス(画布)を複数枚並べ、太陽の動きと共に画家自身が移動しながら制作されたことが知られている。

 ≪ルーアン大聖堂≫の連作は西正面、裏手の庭と二つの角度(観点)から制作された作品に二分され、本作は西正面からのアングルで描かれた作品の中の1点である。
1953年、当時無名だった仏女優ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)がカンヌ映画祭に初めて登場した。米俳優カーク・ダグラス(Kirk Douglas)に髪を触られ、ビキニ姿でゆったりとビーチでくつろぐ姿は、世間に大きなセンセーションを巻き起こした。

 それから14年後の1967年5月、すでに世界的なセックスシンボルとなっていたバルドーは、カンヌに再び登場。閉幕式で特別招待客のスイス人俳優ミシェル・シモン(Michel Simon)を称えるスピーチを行う役を任じられた。

 ところが、会場に入るバルドーを一目見ようと群衆が殺到し、カメラマンらの間でも小競り合いが勃発。バルドーに道をあけるため、警察が出動する事態となった。

■ボディーガード15人

 米歌手マドンナ(Madonna)は、キャリア絶頂期の1991年、自身のドキュメンタリー作品『イン・ベッド・ウィズ・マドンナ(In Bed with Madonna Truth or Dare)』を引っさげてカンヌを訪れた。

 5つ星の「ホテル・ドゥ・キャップ・エデン・ロック(Hotel du Cap-Eden-Roc)にこもっていたマドンナだったが、日課となっていた15キロのジョギングでは、アンディーブ岬(Cap d'Antibes)の曲がりくねった道路の交通渋滞を引き起こした。ジョギングにはボディーガード15人が同行していた。

 試写会当日の夜には、スターを一目見ようと少なくとも1万人の群衆が会場前に押し寄せ、その間を縫うようにしてマドンナの乗ったリムジンが進んだ。

 マドンナはレッドカーペットにピンクのガウン姿で登場。歩みを止めて後ろを振り返り、ガウンの下に着用していたジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)がデザインのオフホワイトの円錐形のブラジャーがあらわになった瞬間、会場の熱気は頂点に達した。
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